褐色細胞腫について☺

今回は褐色細胞腫の

・症状

・検査、診断

・治療

について紹介をしようと思います☺

まずは

褐色細胞腫の症状について☺

褐色細胞腫では、血圧上昇に深く関わるカテコールアミンが過剰に産生されることになるため、高血圧になりやすくなる、また血圧が非常に変動しやすくなります。
具体的な症状としては以下が挙げられます。

・頭痛

・動悸

・吐き気

・異常な発汗

・不安感

など

その他にも、脈が速くなる(頻脈)、脈が乱れる(不整脈)、立ち上がる時にめまいがする(起立性低血圧)、過呼吸になる、皮膚が冷たいのに湿っている、胸が苦しい、みぞおち付近が痛む、呼吸困難感、便秘といった多彩な症状が現れます。

褐色細胞腫に関連した高血圧が残ると、長期的な合併症を引き起こすことも知られています。具体的には、心不全動脈硬化心筋梗塞脳血管障害といった疾患を生じ得ます。

私の場合褐色細胞腫単体の症状は血圧の上昇(高血圧)と異常な発汗ででも特に代謝がいいからと少し太り気味(あくまでもぽっちゃりです!(笑))だったので病気という診断はされませんでした。

他の症状も正直なってたとしてもまさか腫瘍が原因となかなか判断が難しいですよね。

他の方はどんな症状の強さだったのか気になりますね。

この腫瘍の怖いのが上にも書いた心不全、心筋梗塞などかなり起こりやすくなるっていうところです。健康な人の倍以上なりやすくなるらしいです。(受診したとき言われました。)

検査や診断はどうするの?

褐色細胞腫はカテコールアミンを大量に産生する腫瘍であるため、血液検査や尿検査にて過剰なカテコールアミンを検索することになります。また、褐色細胞腫は副腎などに腫瘍性病変を呈する病気でもあります。

そのため、CTやMRIといった画像検査を行い副腎に存在する腫瘍を確認します。また、放射性医薬品を用いて褐色細胞腫のある箇所を明確にする方法が行われることもあります。具体的には、MIBGと呼ばれる化合物を静脈に入れ、注射後一定期間後に体の画像撮影を行います。(造影剤)

褐色細胞腫を合併しやすい疾患(たとえば多発性内分泌腫瘍Ⅱ型など)が疑われる場合はその疾患の診断に必要な検査も追加されることになります。

褐色細胞腫の診断がついた後は良性か悪性かを調べる必要があります。通常は手術後に病理診断にて腫瘍細胞の特徴を観察することにより、悪性かどうかを判断します。しかし褐色細胞腫は病理診断では良性・悪性の判断が難しいとされており、他の臓器への転移が出現して初めて悪性であることが明らかになることもあります。

CT、MRI、造影剤撮影とかかなりの回数行いました!CTは早いんですけどMRIや造影剤はしんどかったですね(笑)何がしんどいかというと検査の日は検査が終わるまで御飯が食べられない!(笑)ということです!造影剤の検査も食事できないしその造影剤も点滴みたいに入れていくんですが体がぶわーと熱くなって正直気持ち悪いです(笑)でも痛みとかはないですし最初だけ気持ち悪いだけなんで終われば後は尿で出ていきます☺

治療はどうしていくの?

褐色細胞腫では、血圧のコントロールを行うことが重要であり、α遮断薬および必要に応じてβ遮断薬という薬を使用しますが、褐色細胞腫の根治療法は手術療法です。ただし、褐色細胞腫の手術中は血圧変動が著しく、危険な状況に陥ることもあります。手術中の血圧変動のリスクを考慮して、カテコールアミンの作用を抑制する薬を一定期間服用してから手術を行うことになります。

手術は、腫瘍の大きさにもよりますが、多くの場合は腹腔鏡下副腎摘出術が選択されます。腫瘍が大きい場合は、お腹を大きく切る開腹手術を行うことも考えます。約90%のケースでは片方のみに腫瘍が発生するため、通常は全摘出を行います。両側性に腫瘍がある、あるいは将来、反対側にも腫瘍ができる可能性がある場合は部分摘出も検討されます。

すでに多臓器に転移がみられる悪性褐色細胞腫に対しては、現在CVD療法(3種類の抗がん剤を併用する治療)という抗がん剤治療が行われています。また、131I-MIBGを点滴で静脈注射するという方法もあります。治療効果は高く、生活の質の低下をきたすことなく実施できる治療として期待されています。

治療はやはり摘出手術になるようですね。私の場合も三か所(心臓、喉、副腎)とも摘出手術で治療しました!それに手術も上で紹介している通り血圧の変動が激しいためリスクは高くなるそうです。ただ副腎の場合は大きさにもよりますが私は腹腔鏡手術(ふくくうきょう)でしたのでその手術のリスクはかなり少ないです☺手術以降は半年に一度CTと尿検査、採血をやりに病院に通ってます今はそれくらい感覚を空けれていますが人によっては感覚が短い人もいるそうです。

という感じで褐色細胞腫の紹介を二回に分けてさせてもらいました☺これからは褐色細胞腫からの病気や専門の病院とか先生などちょっとずつ紹介していこうと思います☺

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